韓語録:監督が語る熱い思い

■韓語録10:「サッカーは私の人生そのもの。選手たちに大きな夢を与えたい。」

2001年5月23日に埼玉新聞に取材記事が掲載されました。その時の最初の言葉がこの「サッカーは私の人生そのもの。選手たちに大きな夢を与えたい。」です。
 
また、次の言葉は当時40代の韓監督がHAMFCを設立するときに考えていたことです。
「昔は海外に出る機会さえほとんどありませんでしたが、今の子供たちにはあらゆる可能性が広がっています。どんどん世界に羽ばたいてほしい。私は上につなぐためのお手伝いをするだけです。」
 
この言葉は、グローバル社会と言われ、世界中を飛び回る時代がやってくるという先見的な考えがあったと言えます。今現在はコロナ禍の中で実際には海外に行きにくい状態ですが、サッカーの国際試合も行われたりしています。また、インターネットを利用して、多くの海外の人たちとの交流ができるようになっています。20年前に比べて、一般的なものとして大人だけではなく、子供も活用する時代です。このような広い視野をHANFCの活動を通じて身に付けることができると思います。
 
また、サッカーのプレーに対する考え方も次のように紹介されています。
「この時期に”絵を描く”練習(想像力、判断力の強化)を重ねたおかげでプレーの幅が広がりました。次のプレーに対してどう動き、どんなパスをだしたらいいのか、先をイメージしながら動けるようになり、それまでのドリブル中心のプレーから視野の広さを身につけ、大きな展開ができるようになった」
 
このことは、HANFCの指導の基礎として今でも生かされています。
また、日頃から、韓監督の言葉を書き留めておくことを子供たちには期待しています。
 
HANFCのホームページのトップページにも「大きな夢」があるのは、この言葉を忘れないためです。
 
埼玉新聞の記事
 

■韓語録9:HANFCの練習指導にマニュアルはない

サッカー指導者のための「練習指導法」のような書籍は、いろいろな種類が出版されています。指導者はこのような書籍をたくさん読んでいることと思います。
ヨーロッパのチームの戦略がいいとなれば、それを取り入れて、指導をしたりしています。しかし、盲目的に取り入れることは、選手の能力や積み重ねてきた練習の妨げになることもあります。
 
韓監督が「練習指導にマニュアルはない」と言われた時には、大変驚きました。しかし、すぐに理由はわかりました。入団してくる選手たちは、それぞれ違った才能、能力があります。毎年同じマニュアルで指導をしても選手は同じように成長することはありません。
 
監督は、子供たちを見てその年代に合った指導、その時期にあった練習内容を考えています。子供たちの成長を常に第一に考えて、指導内容を変えているのです。つまり、「マニュアルがない」という言葉は、子供たちを愛する気持ち、基礎をきちんと身に付けてほしいという強い思いから出てきた言葉です。
 
保護者として、このような韓監督に指導していただくことは幸せなことだと考えています。
 

■韓語録8:練習はウソをつかない

小学生から中学生の成長期でもあるこの時期に、さまざまなところで、子供たちの成長の違いを見ることがあります。練習をたくさんしていても成果が見えず、サッカーがうまくならないと悩んでしまう子供もいます。
 
しかし、今の練習をきちんとしておくことが次につながります。成長の様子は、子供一人一人によって違います。成長の過程において、努力している子供を保護者は応援するしかありません。
 
いい畑ができなければ、いい野菜や花も育ちません。なかなかうまくならないなと思っているときは、きっといい畑を作っているときです。練習を継続することできっと素敵な花が開くと思います。
 
その時期は、子どもたちによって異なります。進級したり、高校進学したときに、練習の成果はきっと表れることでしょう。たとえば、高校に入ってから、HANFCの多くのメンバーがレギュラーになっていて活躍しています。それだけでなくキャプテンにもなって中心的に活躍する素晴らしい選手もいます。
 
今、なかなかうまくならないなと思っているメンバーも、HANFCでの練習に取り組んでいれば、きっと素敵な花が咲くでしょう。成長の過程はいろいろです。今やるべきことをきちんと考えてやることです。
 
基礎をきちんと作ることがHANFCの練習の一つの目標です。HANFCで得られたことは将来にはきっと、それぞれのメンバーにとってとても大切なものになるでしょう。そのとき、一生懸命に練習に取り組んできたことを誇りに思うと思います。

■韓語録7:サッカーは自主練習で上手くなる

掲示板などで呼びかけていたところ、M君から次のような監督からの教えを送ってもらいました。
 
『「サッカーは自主練習で上手くなる」と教えていただきました!
 
毎日、1時間前に練習に来ている先輩の姿を見て、自分も課題を見つけ自主練習に取り組んでました。
高校に行ってからのサッカー人生でも、仕事でもこの考えがすごく自分の支えになってます。
他の人がやってる以上の練習や努力を積むことは、何事においてもとても大切だと思ってます。』
 
M君の日ごろからの努力はすばらしいですね。
通常の練習もみずから進んで参加しているのですが、自主練習は、自分で考えて自らの意思で、得たいことを練習していくことができます。時には短所をなくす練習、時には長所をさらに伸ばす練習などに取り組むことができます。
 
韓監督はきっと選手の皆さんの長所短所を自分で気づいて、みずからが努力をすることが大切であることを自覚してほしかったのかと思います。
 
自分で考えるということは、高校生や大学生になってもむつかしいことがあります。教科書に書いてあることだけを覚える、先輩たちがしてきたことを覚えてそのまま行うということは、大切なことですが、今の世の中では、「自分で考えて行動する、新しいことに挑戦する」ことが何より大切です。
 
M君は監督の教えを胸にきっとこれからさらに仕事に励み、多くの人を幸せにしてくれると思います。
 
OBのみなさん、この掲示板のメニューから「管理者へメール」で、監督の思い出の言葉を送ってください。

■韓語録6:孫のようにかわいい。

 
HANFCでは、韓監督の考えに基づいて、入会のしおりに「設立目的」が書かれています。
 
「素晴らしい人間性を持ったサッカー選手を育てるために、サッカーのプレーの原則である「プレーモデル」を浸透させた次へのステップのための土台作りと、サッカーを通じて社会性を身につけた自立した選手の育成を目的としています。」
 
最近、監督が、「選手たちが孫のようにかわいい。」ということをポロリとつぶやいていました。
確かに、そういう年齢ですね。
 
そのかわいい選手たちに「サッカーを楽しんでほしい」という思いで指導をしているとのことです。
また、練習会には、OBや選手たちの弟が参加していると、監督は喜んでいました。これは次へのステップを大切にした指導をしている結果と私は思います。
 
9月は、9月15日(火)、9月29日(火)に練習会があります。HANFCのことをぜひご紹介ください。
 
規約と入会のしおりは、U15のページをご覧ください。
 
規約と入会のしおり

■韓語録5:失敗を恐れるな

韓監督が読書家であることは、以前の韓語録でも紹介しました。多くの子供がご両親に買ってもらって読んだり、図書館で借りて読んだりしたことがあるという偉人の伝記。この記事はその中の話しです。監督の言葉そのものは忘れてしまっているとのことですが、エジソンや野口英世のことを子供たちに話すことがあったと聞きました。
 
エジソンは、「私は失敗したことがない。ただ、1万通りの、うまく行かない方法を見つけただけだ。」と言ったといいます。
 
サッカーの練習や試合においても、失敗することがあります。
失敗から学ぶことはたくさんあります。一生懸命取り組んでも失敗することはあります。でもそこから何かをつかんでいくことが次につながります。
うまくいかなかったことを書き留めて忘れないようにすれば、同じ間違いをすることが少なくなると思います。
 
ぜひ、監督の言葉、各自の練習での失敗とその理由をの練習ノートに書き留めておくことをお勧めします。
 
 エジソンの名言:
 

■韓語録4:悲劇のヒーローはやめろ

3年生になって、全国大会につながる公式戦、この試合に勝つか引き分ければ、次に進めるというリーグ戦の最後の試合。C君が献上したPKを決められ、0-1で負けたあとの監督の一言です。「悲劇のヒーローはやめろ」

全国大会を目指したリーグ戦突破がかかる一戦で残りあとすこしで0-0の引き分けになるかというそのとき、ペナルティエリアでボールを奪い返そうと思ったC君がスライディングをして、うまく止めたと思った瞬間、無情にもレフリーはPKを宣告。試合のあと、監督が選手たちに向かって「悲劇のヒーローはやめろ」と言われたとのことです。

日々の練習で積み重ねてきた実力がうまく試合で発揮できないこともあります。失敗もあります。それで、みんなに迷惑をかけることもあります。失敗を恐れず、ボールを取りに行って、0-1で負けてしまう悲劇的な試合の主役になってしまったC君にかける言葉を、メンバーは思い浮かんだでしょうか?

監督は、これからもっともっと練習をやって「この次は、悲劇のヒーローになるな」と言いたかったのではないかと思います。この言葉で、また、次の目標に向かって、みんなで練習に励んで、3年生最後の公式戦では優勝を勝ち取りました。

この言葉は、次に向けて、さらにみんなで練習をするための励ましの監督の言葉であったと、立派な青年になった選手たちをみて確信しています。

■韓語録3: 「明日は私たちの力を見せてあげましょう」

OBの「まさ」君からさっそく「監督の思い出の一言」を送っていただきました。
 
『監督は試合へのモチベーションを上げることがとても上手でした。
ある試合の前日に
「明日は私たちの力を見せてあげましょう」
と言われたときは、私はたいへん興奮しました。
それまでの厳しい練習による、必ず勝てるという自信から出た発言だと思うのですが、僕らも自信が確信になった記憶があります!』
 
日々の練習の積み重ねで、自分たちの能力が確実についてきていることを実感できることはたいへん幸せなことです。練習してもなかなか身につかない、うまくいかないと思うことの方が多いかもしれません。しかし、「まさ」君たちはオーケストラが一つの曲を弾くかのように、ボールを支配してゴールにボールを運ぶ絵が見えていたのかもしれません。それが選手たち自身の自信になっていたのではないかと思います。
 
そういう選手をしっかりと見ていて、監督は、日ごろからサポートしてくれている保護者や家族の皆さんに感謝の気持ちをもって、「明日は私たちの力を見せてあげましょう、見てもらいましょう」といわれたのだと思います。その言葉を聞いた選手たちは練習してきたことをきちんと発揮すれば、「勝てる」と確信したのだと思います。
 
監督は子供たちのことをいつもよく見ていて、何を話したらいいかをよく考えています。その時々でとても大切なことを明快な一言で選手たちに説明します。サッカーだけでなく歴史の本を読んだりして、練習や試合の時に、チーム一丸となってサッカーに取り組むために常に準備しています。
 
この投稿で紹介した言葉は、10数年前の監督の言葉が社会人である「まさ」の心に強く残っており、みんなで仕事をするときにどうモチベーションを上げようかというときに、きっと思い出しているのかもしれませんね。
監督の言葉をノートにメモしておくと、きっと選手たちの一生の宝物になると思いませんか?

■韓語録2:サッカーとオーケストラ、大切なことは同じ

「サッカーはオーケストラのようである」という考え、皆さんどう考えますか?人の数がおなじでもなく、スポーツと音楽という大きな違いもあり。。。それを一緒だと子供たちに話す監督。
 
オーケストラは楽器の種類はさまざまで、楽譜を見ても楽器によって、いろいろ違っています。その違いがあっても、それぞれが一つの曲を一緒に練習して、コンサートホールで演奏をするときには、始まりも終わりも一緒。それは練習を積み重ねてきたそれぞれのパートの役割を指揮者のもとで守っているからです。一人だけが、勝手にリズムや音の大きさを変えてはオーケストラとして和が乱れます。ここには一つの曲をみんなで演奏するというたいへん大きな喜びがあります。
 
一方、サッカーをみても、ピッチの中では、11人がそれぞれの役割を持って、ボールを支配して、ゴールを目指します。練習においては、そのための技術習得と考え方を身につけることが望まれます。サッカーはみんなでボールをゴールまで運ぶのですから、一人だけ自分勝手に動いてはいけません。
サッカーは監督が指揮者のような役割で試合をコントロールするわけではないです。練習において、監督の意図を理解して十分それを実行できるようにして試合に臨むことによって、選手のみんなが思い通りの動きができるようになると思います。
 
身勝手な行動や考え方は、サッカーだけでなく、学校や家庭内、友人関係でも同じです。サッカーを通して、生き方も考えてほしいです。

■ 韓語録1:選手たちの一番のサポーターは?

夏休みになり、中学生の子供たちは一生懸命勉強やサッカーに取り組む子もいれば、つい、気を緩めて遊んでしまう子供もいます。親としては、元気で一生懸命勉強にサッカーに取り組んでいてくれれば、何事にも代えがたい喜びです。しかし、子供がだらだらしていれば、文句の一つも言いたくなります。

 

そこで、監督から子供たちへ熱い言葉が伝えられました。
「お父さん、お母さんが1番のサポートになってくれるように、情熱的にサッカーを打ち込んでもらいたい」

 

そうです。子供たちが一生懸命に取り組むことが、中学生活を充実したものにでき、勉強だけでなく、サッカーを通じて健康な体を作ることができます。このようなことは大変子供にとっては大変なことです。しかし、サッカーを通して、次のステップに飛躍できる人間になってもらいたいという監督の気持ちが言葉に表れています。

 

親が一番のサポーターとして子供たちを見守ってくれているのですから、「ご両親の思いに対して裏切らず、安心して一生懸命生きてほしい」という監督の優しい気持ちが表れていますね。

 

韓監督と20年もお付き合いしてきて、子供たちに対して、厳しくもやさしい気持ちを持っている監督の言葉は、とても大切と感じてきました。そこで、監督の子供たちへの言葉、サッカーの指導に対する思いなどの一言を取り上げて、私なりに選手のみなさん、OBのみなさん、保護者の皆さんと共有できれと思っています。こんな言葉は今でも頭に残っているということがあれば、この掲示板の一番下のメニューから管理者(近藤)へメールをください。監督に再度お考えを確認して掲載したいと思います。